三乾王で猫もうれしい暖かいお風呂に さいたま市
家を建てる時にあきらめていた浴室暖房をつけて暖かいお風呂に
家を建てる時、浴室暖房を入れるか迷い、結局取り付けなかったことをずっと後悔していたご主人様。リフォームする際は絶対に浴室暖房を入れようと、考えていたそうです。
長年大切に使ってきた水まわりに限界が・・・
I様が今回リフォームをするキッカケになったのは水栓からの水漏れでした。
実は、何年も前から水栓からポタポタと水が垂れていたけれど、「忙しい」「まだ大丈夫」「ちょっと今はタイミングが…」と理由を付けて目をそらしていたそうです。
長年、誤魔化しながらも使い続けていたのは、人造大理石が使われた浴室や洗面化粧台は高級感があってお気に入りだったからです。
I様宅は白とダークブラウンで統一された内装に、家具は落ち着いた色合いでコーディネートされ、水まわりもそれに合わせ、品良くまとめられていました。
愛着のあった水まわりですが、水漏れが深刻になり、いよいよリフォームしようと決めました。
施工前写真
長年使用し、愛着があると取り替えるには勇気がいります。
今回、水栓からの水漏れのご相談は3か所。キッチン・洗面化粧台・浴室でした。水まわりを一気にリフォームするか、水栓を交換するだけにするか、決めかねていました。
パッキンの交換は過去に行っていましたが、浴室の水栓は、かなりきつく蛇口を締めても水が垂れていた為、限界を感じていました。
そこで今回は、浴室を最優先にし、近くにある洗面化粧台も一緒に工事を行い、キッチンは水栓と食洗機を交換することにしました。
悩みながら選んだ自慢のお風呂
カタログを見た時には、「グリーンの爽やかな浴室が良いな」と思ったそうです。
しかし、模型を使ったカラーシミュレーションで、「なんだかワンパターンな感じがする」と思ってしまったそうです。そこで選んだのが、鮮やかなブルーに光が反射しているような柄の「プリズムブルー」。
爽やかな浴室
鏡面仕上げの壁で、窓からの光が反射し、爽やかで明るい浴室です。
床・壁・浴槽は白で統一し、アクセントパネルの鮮やかなブルーが目立ち、まるで、海辺を思わせるコーディネートになりました。
以前は暖色系の壁に、ピンクの浴槽、こげ茶色の蓋で落ち着いた色合いのお風呂でした。
今回あえて全く逆の、爽やかな色合いを選んだのは「今までとは全く違う色にしたい」という思いがあり、さらに、色を選んだのが、夏の暑い時期だった為、爽やかな色に惹かれたそうです。
「爽やかな色になったから冬寒く感じないか少し心配でした」とおっしゃっていましたが、浴室自体の断熱性能と、追加した浴室暖房により、以前のお風呂より暖かさを実感され、色による影響はありませんでした。
暖かいお風呂を実感
「三乾王を付けたおかげで、今年は秋口に急に寒くなったけれど、浴室全体が暖かくて、気持ち良く入浴が出来ています」と、ご満足頂けました。
工事前のお風呂もユニットバスでしたが、床や壁が冷たく寒かったそうです。しかし、サザナに変えたら、まず、床が冷たくない事を実感されたそうです。サザナの床には断熱クッション層があり、畳の様な柔らかさがあります。断熱の層がある為、素足で床に触れても冷たさを感じなくなっています。
ヒヤッとしない床
完工後の「ほっカラリ床」と、床の断熱クッションのイメージ図(画像提供:TOTO)。表面は滑りにくく乾きやすい素材。床の内側のクッション層が柔らかく断熱性が高くなっています。
「実は、一番うちの猫が喜んでるんです。今までお風呂には見向きもしなかったのに、暖房をつけると真っ先に浴びにやってくるんですよ。温風を」と、I様。
暖かくなったお風呂は、人だけではなく、猫ちゃんにとっても心地よい空間になったようです。
三乾王は乾燥機能もあります。時間を気にせず洗濯ができ、浴室で衣類乾燥ができることで奥様は、家事ストレスが減ったと喜んでいらっしゃいました。
三乾王とリモコン
三乾王は浴室の「暖房」「換気」「衣類乾燥」「涼風」の機能が付いています。リモコンもわかりやすく使いやすいと好評です。
使い勝手が良くなった浴室
以前は浴室内に配管スペースの場所が取られ、その分、浴槽や洗い場が狭くなっていました。
新しいお風呂は壁の中に配管が隠された為、浴室のサイズは変わらないのに、浴槽のサイズが大きくなりました。
工事前・工事後
新しい浴槽「ゆるリラ浴槽」は入浴した時に足が伸ばせ、リラックスできるとのことでした。
以前は浴室内の壁は凹凸のある材質でしたが、新しいものは凹凸がなく、お手入れが楽になりました。
また、壁面にマグネットがくっつくようになり、掃除用具を収納できるようになりました。
工事前・工事後
鏡にしぶきが飛ばない洗面化粧台
以前の洗面化粧台は高さが合わず、顔を洗う時に水が跳ね、ボウルも浅かったので手を洗うだけで、鏡に水しぶきが飛んでいたそうです。
新しい洗面化粧台は、ボウルも深く、高さも合っている為、鏡にまでしぶきが飛ぶことはなくなりました。
ボウルが深くなったので、衣類を手洗いする時も使った後のお片付けが楽になりました。
工事前・工事後
色は以前と同じダークブラウンにしました。
以前は鏡の一部に鏡裏収納があるだけでしたが、新しい洗面化粧台は鏡の裏がすべて収納になり、スッキリ片付きました。
太陽光発電機のパワーコンディショナがある為、高さが合う商材を探し、選んだのはTOTOのサクアでした。
収納を増やすのに吊戸棚を付ける事が多いですが、今回は吊戸棚を付ける事が出来ない為キャビネットを追加しました。
工事の安全配慮はペットにも
お風呂を解体した後、猫ちゃんが床下に入り込まないか心配されていました。
既存の浴室を解体すると基礎が出てきます。住宅の基礎には床下の点検のため点検口があり、好奇心旺盛な性格の猫ちゃんだと入り込んでしまうそうです。
工事中(浴室解体後)
職人は作業が終わると猫ちゃんが中に入り込まないよう対策をしてから帰宅したそうです。
「うちの子は臆病だから大丈夫だろうけど、一応念のためお願いしたら、ちゃんと対処してくれて、本当に良かったです」と高く評価してくださいました。
お住まいの方への安全の確保というのは、人だけでなく、ペットにも大切だと改めて感じました。
後日、お風呂場にいる猫ちゃんの写真を送っていただけました。
リフォームデータ
- お住まい 木造2階建て
- ご家族 大人2人・猫1匹
- 工期 4日間
- 工事内容 浴室改修及び洗面化粧台交換工事、キッチン水栓・食洗機交換工事
主な工事と仕様
- (浴室) TOTOサザナ Sタイプ1620
- (洗面化粧台)TOTOサクア W750×H1800
- (洗面化粧台)TOTOサクア トールキャビネット
- (キッチン) LIXIL キッチン用水栓
- (キッチン) Panasonicビルトイン食洗機
施工事例
- 2022年01月1日 更新
- 訪問レポート(埼玉)