株式会社創研

断熱するといい事しかないってご存知ですか?

  • 公開日:2010年1月1日
  • 最終更新日:2020年10月29日

創研豆知識<断熱編>

リフォームや住まいに関する豆知識を発行しています。

今回中身を少しだけご紹介します!今回ご紹介するのは「断熱編」です。

 

 

光熱費の内訳

多くの家庭にとって、光熱費は年間で約22~23万円の支出となっています。

その中でも約5割を占めるダントツの1位が電気代です。

次いで、ガス代、水道代となっています。

1世帯当たりの用途別のエネルギー消費量は、冷暖房で約27%となっており、多くの家庭で快適な室温を保つために年間数十万円を費やしています

しかし、これだけのコストを費やしても断熱性能が低いと過ごしやすい温度が保てるとは限りません。

できるだけ光熱費を抑えられる家づくりを考える必要があります。

 

断熱性能が低いとなぜコストがかかる?

冷房を止めるとすぐ熱くなるとはありませんか?

これは屋外の熱がどんどん家の中に侵入しているのです。

日差しが差し込む窓はもちろん、屋根や天井、壁や床からも熱は室内に侵入してきます。

 

暖房をつけていても底冷えするような寒さを感じるのは、室内から暖房の熱が窓やドアはもちろん

屋根や天井、壁や床などから逃げているのです。

断熱性の低い住まいでは室温が20℃であっても壁や床の表面温度は低いままです。

 

冷暖房を聞かせても、断熱性能の悪い住まいでは、窓や天井、壁や床などから熱が伝わり、室温をキープできません

 

場所別の対策方法

庭周り対策

自分で出来る対策

【カーテン】窓廻りを密閉状態にすることで断熱効果が上がります。

生地

太い糸で密度を詰めてしっかりと織られたカーテンの方が断熱性に優れています。
形状

断熱効果が高いのはドレープカーテンです。

たっぷりとドレープを取ることで谷間に空気を溜めておくことができるので断熱効果があります。

取付

窓と室内の空気を遮断するように取り付けます。

天井から吊るすなど上からの熱の移動を防ぐと効果的です。

また、カーテンボックスなども効果があります。

【ガラスシート・フィルム】

窓に貼る断熱シートや遮熱シートが販売されています。

忠、品質や性能の高いものは専門業者に頼まないと貼れないこともあります。

カーテンや障子による断熱の補助として使うといいでしょう。

 

内窓、複層ガラスにリフォーム

【内窓】

最も簡単な方法は内窓を設置する事。今の窓そのままで内側にもう一つ窓を設置するというシンプルな方法。

断熱性能はもちろん、気密性や防音効果も期待できます。

工事時間も1か所最短1時間と短く済みます。

 

【複層ガラス】

1枚の単板のガラス窓を複層ガラスに変える方法もあります。

複層ガラスは2枚重ねのガラス。

サッシ部分は厚くなりますが、内窓と違い、サッシが1組で済むのでスッキリします。

壁を壊さずに設置できるので、工事時間も短く済みます。

 


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