リペアーしました
- 公開日:2016年4月26日
- 最終更新日:2016年4月26日
アルミ製の手摺のキズをリペアーしました。
キズはこの様な感じです
リペアーを始める前に養生をします。塗料を吹きかけるので周辺をしっかり養生します。ガンでの吹付は屋外ですし、意外に飛び散ります。製品のシールもマスキングテープでしっかりカバーしています。
まずはキズの回りを清掃します。 シリコンオフを使って油分(アカや皮脂油 etc)を落とします。
サンドペーパーでキズの出っ張り凸部分を無くします。
ジェルでキズのへこみ凹を埋めます。
ジェルを塗った後、ジェルで出っ張った凸部分を削ります。ジェルでキズを埋めて表面の下地を作ります。
硬化促進剤でジェルを固めます。固まるのが早いので次の作業がスムーズのなります。
固まった部分をサンドペーパーで削り平らにします。平らになると、色が違うだけで触っても傷があったように感じません。
密着剤を全体に吹き付けます。こうする事で、下地を隠し、塗装との密着を良くします。ドライヤーできっちりと乾燥させます。
調合した塗料の色合わせをして、ガンで吹き付けます。全体に広く吹き付けて周りの色となじませます。キズのあった場所だけだと周りと色が違って見えてくるので広めに吹付けます。
塗料を吹付けながら、エアーをかけて塗料を乾かします。乾かさずに塗料を吹き続けると玉になったり、ムラが出てきます。丁寧にしないと仕上りが悪くなります。
完成です。どこにキズがあったかわかりませんね。
きれいに仕上がって良かったです。
TNB