株式会社創研

安心・安全なバリアフリー住宅の考え方

  • 公開日:2010年1月1日
  • 最終更新日:2020年10月29日

 

 

バリアフリーで安心して過ごせる場所へ

バリアフリーとは、高齢者だけではなく、お子様や妊娠されている方、訪問されたお客様にも事故のない快適な空間や安心して過ごせる場所の事です。住み慣れたはずの自宅が、加齢とともに危険な場所になってしまう事もあります。思わぬアクシデントの多くは屋外ではなく家庭内で起きています。現状と対策を知り、快適で安心に過ごしませんか?

転びにくい工夫

まず気になるのは床の段差です。一番注意したいのは敷居などの小さな段差。スロープを設置する事でつまずきにくくなるので、ホームセンターなどで販売している段差スロープを設置してみましょう。それと身体を支える手すりがあると安心ですね!歩く場所に手すりがあると歩行の手助けになります。

けがをしにくい工夫

万一転倒しても衝撃を吸収してくれる床材ならケガを軽減できるかもしれません。フローリングにも衝撃を吸収してくれるのもがあります。

住み慣れた家でも、夜中の歩行は危険です。寝室からトイレが離れていると、暗いし、冬場は寒いし・・・お部屋の中に水洗トイレを置いてしまうという考え方はいかがでしょうか。従来のポータブルトイレは汚物をトイレに流しに行く手間がありますが、排水をつないで、その場で流すタイプもあります。

身体に負担をかけない

トイレでは座るときや立つときにどこかに手をかけていませんか?紙巻器やタオル掛けなどに寄りかかると外れて転倒する恐れがあり大変危険です。手すりや紙巻器一体型の肘掛け等を設置する事をおすすめします。また蓋の開閉で腰を曲げたり、便器洗浄で体をひねったりの動作は身体に負担がかかります。蓋の開閉や洗浄が自動でできるものがあります。また、手元のリモコンで操作するものもあります。

現在のシステムバスは床にクッション性がありヒヤッとしないものや滑りにくいものが主流になっています。また、浴槽への出入りが楽なように洗い場との高さが低く設定されています。また浴槽に入ると体が不安定になりがちですので浴槽内にも握りバーや滑り止めを付けることをおすすめします。

視覚でわかりやすく

忘れがちなのが目の衰えです。白内障が進むと色を識別する機能が低下します。など見分けがつきにくくなります。そのせいでつまずいたり転倒したりする場合があります。色の違いでくっきりさせるのも効果的です。

安全なものを取り入れる

現在のキッチンは腰に負担が掛からないように身長に合わせたカウンターや使いやすい高さに降りてくる収納棚など、自分に合ったキッチンにすることで無理な態勢や無駄な動きを抑える事ができます。またキッチンの中でも安全性の高いIHクッキングコンロはおすすめです。

温度のバリアフリー

住居内に温度差をつくらないことで心臓への負担が軽減されます。安全対策として断熱改修をおすすめします。サッシを交換するだけでも断熱効果が期待できます。塗料でも断熱や遮熱ができるものもあります。

 

 


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