株式会社創研

水漏れ、つまり、住まいのお手入れ方法教えます!

  • 公開日:2023年9月7日
  • 最終更新日:2023年9月7日

大切な住まいはお手入れできまる

大切なお住まいの定期点検やお手入れはしていますか?建物の傷みは発見が早いほど補修は簡単でコストも少なく済むのです。また、住まいのよくあるちょっとした不具合。「自分で直せたらいいのに…」と思ったことはありませんか?専門の業者に頼むことが安心で一番良いのですが、よくある不具合の中には手軽に修理できるものもあります。自分でできるお手入れや点検等もあわせて紹介いたします。

住まいのよくある不具合

創研にお問い合わせから住まいのメンテナンスに関する問い合わせを集計したところ、一番多いのはやはり「漏水」です。ポタポタしたものや、染み出ている者など、状況は様々です。

その中でも漏水箇所で多いのは以下の通りでした。

キッチンで多い漏水箇所は「蛇口」「配管」「水栓の根元」でした。

トイレで多い漏水箇所は「タンク」「ウォシュレット」でした。

洗面台で多い漏水箇所は「蛇口」「配管」でした。

 

水が流れる場所はどこからでも漏水が起きるようです。

 

漏水のほかに多いお問い合わせは「詰まり」でした。

水漏れ、つまり、原因は様々ありますが、いつ起きてもおかしくない症状ですね

創研にある問合せで多かった「その他」は1つ1つの件数が多くないのですが、たくさんの種類の問い合わせがあり、件数がたくさんある結果になっています。

 

 

漏水 どこから?

漏水が起きる原因は発生している場所によって違います。水栓の形によっても多少異なりますが、漏水の原因は以下の通りになります。

水栓からの漏水 修理方法

工具があればご自身で修理ができます。必要な工具と各部位の説明です。

!!注意!!

蛇口部分からの漏水

  1. プライマーやレンチ等でカバーナットを取りはずします。
  2. ハンドル部分を左回りに緩め、水栓上部を取り外します。
  3. ピンセットなどでコマを取り出し、入れ替えます。
  4. 水栓上部をもとに戻して終了

ハンドル下部分からの漏水

  1. プライマー等でハンドル上部のビスを外します。
  2. ハンドルを上に引き上げて取りはずします。
  3. カバーナットを緩めパッキンを取り替えます。
  4. カバーナットをしっかり緩めハンドル➡ビスの順に戻して終了です。

 

パイプ根本部分からの漏水

  1. プライマーやレンチ等でパイプナットを緩めて取りはずします。
  2. パイプを引き抜きパッキンを取り替えます。
  3. パイプを戻しパイプナットを締めて終了です。

 

取り付け部分からの漏水

  1. 専用工具で水栓を取り外します。
  2. ゴミやサビ等配管内の汚れを取り除きます。
  3. 左手に水栓を持ち、右手でシールテープを手前から奥へ時計まわりに巻き付けます。その後水栓を時計まわりに取り付けて終了です。

 

トイレの水が止まらない!!

トイレの水が止まらない!!!そんなときは、タンク内の水位を確認してください。通常の水位は使用していない状態でオーバーフロー管の先より2~3㎝低くなっています。

タンク内で確認することとと原因・修理内容は以下の通りです。

ここでも事前に止水栓を閉めてください!

タンク内の水位は正常、レバーハンドルにも問題がない場合などは専門業者にご相談することをお勧めいたします。

また、こちらはタンク式のトイレの例なので、タンクレスタイプだと確認できません。

修理方法も代表的な例なので、改善できない場合があります。専門業者なら、様々な原因を考え付くので安心ですね。

 

詰まりの解消方法

詰まってしまう前に対処するのが一番いいのですが、万が一詰まってしまったら早めに直したいですね。

トイレつまりの場合

ラバーカップを使う

ホームセンターや100円ショップなどでも見かけるラバーカップ。

便器の穴に吸い付けることで、真空状態にし、引き上げると水が吸い寄せられ、その勢いで詰まっている物が動き、つまりが解消されます。

 

お湯を使う

トイレットペーパーが原因のつまりにのみ有効な方法です。

便器にお湯を流して1時間ほど待ちます。

詰まっているペーパーがふやけて詰まりが解消される場合があります。

 

排水つまりの場合

市販のパイプクリーナーを使う

まだ完全に詰まっていない場合は市販のパイプクリーナーを使用してみましょう。

汚れが柔らかいうちに対処しておくことが大切です。

ラバーカップを使う

シンクの形状にあったものが理想ですが、和式用のラバーカップでも有効です。

また、真空式パイプクリーナーならラバーカップよりも強力なので効果大です。

その他の住まいのメンテナンス方法

ふすまの小さな穴はハガキで補修

ふすまに破れがある時は広がる前にハガキで補修しましょう。ハガキを穴と同じくらいの大きさに手でちぎり、内側に入れ、まち針等で仮止めをします。

ふすま紙の内側にのりを塗って破れ目を合わせながら張り合わせます。

丁寧にしわを伸ばし仕上げます。

 

網戸の小さな穴の修理

ちょっとした穴や小さな破れならホームセンター等で販売しているシール状の補修シートがあります。

破れ部分を整え、上から貼るだけです。

 

折れた障子の桟の補修

折れた部分が残っている場合は、折れた部分に木工用接着剤を塗って接着し、乾くまで洗濯バサミなどで固定しておきましょう。

折れた部分が無くなってしまった場合は桟のサイズを測り、木工用の角材を利用します。

折れた部分を斜めに切り、木工用接着剤で固定します。

大きな影響を与える白蟻

高温多湿の日本では、住まいの耐久性に大きく影響するシロアリ。見えないところで進むことも多く、日ごろの住み方や、被害の早期発見が大切です。

とはいえ、イエシロアリは自分で水分を運び、日光や敵を避けるために、木材の表面を薄く残し、内部を食べていくので、空洞になっても外から見ただけでは分かりにくいのです。

チェックする点

自分たちでもすぐにチェックできることがあります!

  • 羽を発見した
    • 羽が落ちている数が多ければ多いほど、数が多くて被害が拡大している可能性が高いです。
  • 建付けが悪くなった
    • 歩いていると床が軋むようになったり、雨戸の開閉がスムーズにいかなくなった等…
  • 蟻道(ぎどう)が出来ている
    • 自分の排泄物や土砂で道を作って侵入します。床下の基礎内部表面等に泥で固めたような道がある場合はシロアリがいると考えられます。

発見したら・・・

必ずシロアリ駆除は早めに行わなくては行けません。

 

自分の目で確認することができたという事は、かなり被害が進行している可能性があります。

市販の駆除グッズも多く販売されていますが、完全に駆除することはできません。やはり、専門業者に依頼することをおすすめします。

確実に駆除してくれます。予防方法としては定期的に薬剤を散布することが一番です。

 

 

 


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