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窓のリフォームで使える補助金はこれだ!

窓リフォームでもらえる補助金詳しく解説します

 今窓のリフォームをすると補助金の対象になるのをご存知ですか?

 省エネになるリフォームに補助金が出されているのですが、住まいのリフォームにはたくさんの種類の補助金があり、様々な情報も入ってきて、混乱してしまうのではないのでしょうか?

 そこで、この記事では「窓だけ」に焦点を当てた、補助金の解説を、事例を踏まえて解説していきます。

<目次>

なぜ今窓リフォームで補助金がもらえるの?

 国は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルを目指すことを表明しています。

 温室効果ガスの排出量を減らす事、植林や森林管理をして、排出したガスを吸収させ、実質的にゼロにしようとしています。

 温室効果ガス(CO2)の排出量は多くが電力を作るための火力発電所からは発生しています。そこで、家庭の消費電力を抑えることで、電力を作るために発生する温室効果ガスを減らす為、国が、補助金を出し、住宅の省エネ化を支援しているのです。

 窓は室内の空気の約58%が逃げてしまいます。

 夏には、冷房をかけていても開口部から73%の熱が入ってきます。

 窓を断熱化することで、室内の空気が一定にり、空調を使う時間や強さが減るため、家庭内の消費電力を減らし、発電所の稼働率も下がり、温室効果ガスの排出を減らせるという事につながります。

 補助金を出すことで、開口部=窓・ドアの断熱リフォームを促進し、省エネ住宅を増やそうとしているのです。

こどもエコ住まい支援事業

 住宅省エネ2023キャンペーンと呼ばれる3省が連携した補助金です。

 1申請で補助額が5万円以上の工事が対象となります。窓以外にも支給対象工事がありますが、ここでは窓だけをご説明します。

補助の対象

  • 世帯を問わず対象工事を実施するリフォーム
  • 2022年11月8日以降に工事着手した工事

交付期間

  • 2023年3月31日~2023年12月31日まで

     ※予算の執行状況に応じて変更があります。

条件

  • 1申請あたりの合計補助額が5万円以上になる事
  • 1戸あたり上限補助額30万  ※補助上限の引き上げ条件に該当する場合60万
  • 必須工事を1つ以上行う事
  • 任意工事は必須工事と同時にしか申請できない。任意工事だけでの申請は不可

支給対象工事内容

  • 補助金の対象工事には、「必須工事」と「任意工事」の2種類があり、必須工事の中から1つは必ず工事をしなくてはいけません。

 必須工事だけで申請はできますが、任意工事だけでは申請はできません。

必須工事
必須工事項目
①開口部の断熱改修
②外壁、屋根・天井または床の断熱改修
③エコ住宅設備の設置

 開口部の断熱改修工事(窓だけ抽出)

分類区分ガラス交換内窓設置、外窓交換
面積補助額面積補助額
省エネ基準レベル1.4㎡以上9,000円/枚2.8㎡以上23,000円/枚
0.8㎡以上1.4㎡未満6,000円/枚1.6㎡以上2.8㎡未満18,000円/枚
0.1㎡以上0.8㎡未満3,000円/枚0.2㎡以上1.6㎡未満15,000円/枚
ZEHレベル1.4㎡以上12,000円/枚2.8㎡以上31,000円/枚
0.8㎡以上1.4㎡未満9,000円/枚1.6㎡以上2.8㎡未満24,000円/枚
0.1㎡以上0.8㎡未満3,000円/枚0.2㎡以上1.6㎡未満20,000円/枚

表が見にくい方はこちらから資料を表示(開口部の断熱改修(窓).png

任意工事 (窓のみ)
子育て対応改修工事( 防犯性向上 外窓交換)

 窓を防犯性の高い窓に変える工事を行った場合補助金の対象となります。防犯性能の基準としてはCPマークを取得しているかどうかになります。

区分外窓
面積補助額
2.8㎡以上34,000円/枚
1.6㎡以上2.8㎡未満24,000円/枚
0.2㎡以上1.6㎡未満20,000円/枚

防犯窓についての詳しい説明はこちらから

子育て対応改修工事(生活騒音への配慮 ガラス交換・内窓設置・外窓交換)

 騒音対策として内窓を設置、遮音性能がT1以上のガラスへ交換する、もしくは、透過損失等級の等級が2以上であるものに交換した場合補助金の対象となります。ガラスは複層ガラスで断熱構造のサッシである必要があります。

分類区分ガラス交換内窓設置、外窓交換
面積補助額面積補助額
省エネ基準レベル1.4㎡以上9,000円/枚2.8㎡以上23,000円/枚
0.8㎡以上1.4㎡未満6,000円/枚1.6㎡以上2.8㎡未満18,000円/枚
0.1㎡以上0.8㎡未満3,000円/枚0.2㎡以上1.6㎡未満15,000円/枚

表が見にくい方はこちらから資料を表示(生活騒音への配慮(窓).png

防災性向上改修工事

 「JIS R 3109:2018 建築用ガラスの暴風時における飛来物衝突試験方法」に基づき実施した試験で、瓦屋根の破片などの飛来物と衝突した場合の安全性が確認された、合わせガラスや合わせ複層ガラスへの交換工事が対象。

区分ガラス交換外窓交換
面積補助額面積補助額
1.4㎡以上15,000円2.8㎡以上37,000円
0.8㎡以上1.4㎡未満10,000円1.6㎡以上2.8㎡未満25,000円
0.1㎡以上0.8㎡未満6,000円0.2㎡以上1.6㎡未満15,000円

表が見にくい方はこちらから資料を表示(防災性向上改修.png

 例えば、外窓交換をした場合、選んだ仕様によっては、窓の補助金のすべてに当てはまる場合があります。その場合、すべてに申請することはできず、どこか1ヵ所での申請となります。

 貰える金額が変わる為、どの補助金で申請するか、リフォーム会社の担当者としっかり話し合いましょう。

補助対象の工事ともらえる金額の事例

 具体的にはどれくらいの金額になるか事例を見ていきます。

 断熱改修工事の場合、省エネ基準レベルのガラスか、ZEHレベルのガラスかで金額が変わります。選んだ商材によって性能が変わるため、どの性能にあたるか、確認が必要です。希望の性能があれば、きちんとリフォーム会社へ伝えましょう。

<事例1 2階寝室に内窓を設置>

内窓設置工事(ガラス性能 ZEHレベル)

  • 大×1 →31,000円
  • 中×1 →24,000円
  • 合計  55,000円

 ベランダに出られる様大きな掃き出し窓を設置し、壁にも腰高の窓を設置していた角部屋の主寝室のみ内窓を設置した例です。

内窓の設置は必須工事の断熱改修工事にあたります。5万円以上の補助金額なので、この工事だけでの申請が可能です。

高い断熱性を有したガラスを採用した為、この工事だけで申請ができますが、省エネ基準レベルだと

  • 大×1 →23,000円
  • 中×1 →18,000円
  • 合計    41,000円

 となるためこの工事だけでは申請ができません。ガラス性能を上げるか、別の対象工事を一緒に行う必要があります。

<事例2 1階の窓を防犯ガラスにする場合>

外窓交換

  • 大×3→102,000円
  • 中×1→  24,000円
  • 小×3→  60,000円
  • 合計  186,000円

補助金額が5万円以上ですが、防犯性向上の外窓交換は任意工事の為、この工事だけでの申請はできません。ただし、使用するガラスが、必須工事の断熱性能も、任意工事の防犯性も両方満たしている場合は、必須工事扱いで申請することができます。その際に補助金額はどちらか選ぶことができる為、高い金額の方を選ぶことができます。

このように、こどもエコ住まい支援事業の場合、ご希望の工事だけでは補助金の申請ができない場合がありますのでご注意ください。

先進的窓リノベ事業

 住宅省エネ2023キャンペーンの1つで、こちらは窓の断熱工事のみが対象になった補助金です。窓の断熱リフォームは「こどもエコ住まい支援事業」でも対象となっていますが、条件がこちらのほうがお得になっています。

 こちらも1申請で補助額が5万円以上の工事が対象となります。

補助の対象

 ・窓の断熱改修リフォーム

対象期間

  • 契約 2022年11月8日~遅くとも2023年12月31日
  • 交付申請 2023年3月31日~予算上限に達するまで

(遅くても2023年12月31日まで)

条件

 ・1戸当たり5万円以上200万円まで

支給対象工事内容

 対象となる工事は「ガラス交換」「内窓設置」「外窓交換(カバー工法)」「外窓交換(はつり工法)」の4種類。

 補助額は3つの要素によって変わります。

 こどもエコ住まい補助金との違いは、大きさだけでなく、住宅の建て方でも補助額が変わります。窓の断熱性能でも、こどもエコ住まい補助金は「省エネ基準レベル」か「ZEHレベル」かで金額が変わっていましたが、先進的窓リノベ事業では、「熱貫流率」で4段階に分けて金額が設定されています。

 ここでは、戸建て住宅・低層集合住宅に焦点を当て説明していきます。

ガラス交換

 既存の窓枠を再利用し窓ガラスのみ交換する工事。建て方の違いによる補助額の違いはありません。

工種グレード熱貫流率
(W/m2・K)
大きさの区分
ガラス交換SS Uw1.1 以下48,00030,0008,000
Uw1.5 以下32,00021,0005,000
Uw1.9 以下26,00017,0004,000

表が見にくい方はこちらから資料を表示(窓断熱(ガラス交換).png

内窓の設置

 既存の窓の内側に新しい窓を新設する、または、既存の内窓を取り除き、新しい内窓に交換する工事。建て方の違いによる補助額の違いはありません。

工種グレード熱貫流率
(W/m2・K)
大きさの区分
内窓設置SSUw1.1 以下124,00084,00053,000
Uw1.5 以下84,00057,00036,000
Uw1.9 以下69,00047,00030,000

表が見にくい方はこちらから資料を表示(窓断熱(内窓).png

外窓交換(カバー工法・はつり工法))
 カバー工法

 既存窓のガラスを取り外し、既存窓枠の上から新たな窓枠を覆い被せて取り付け、複層ガラス等に交換する工事。

 はつり工法

 既存窓ガラス・枠を取り外し、新たな窓を設置する工事。

 工事の方法は違いますが、戸建て・低層集合住宅の場合、補助金額は同じです。4階以上の集合住宅の場合、補助額が変わります。(表は戸建て・低層集合住宅の場合)

工種グレード熱貫流率
(W/m2・K)
大きさの区分

外窓交換
(カバー工法・はつり工法)

※戸建て・低層集合住宅

SSUw1.1 以下183,000136,00091,000
Uw1.5 以下124,00092,00062,000
Uw1.9 以下102,00076,00051,000

表が見にくい方はこちらから資料を表示(窓断熱(外窓).png

 性能区分Bは4階以上の集合住宅の方だけが対象になるため、戸建て・低層住宅の方は基準としてはP~Aまでとなります。窓は、ガラスとサッシ等の枠で構成される為、組み合わせによっては性能が下がるものもありますのでご注意ください。

補助工事のもらえる金額事例

ここでは同じお部屋でそれぞれの工事をした場合、どれくらいの金額の違いがあるか見ていきます。

<寝室の窓リフォーム>

要素① 住宅の建て方(戸建て住宅)

要素② 窓の性能区分(S)

要素③ 窓のサイズ 大×1 / 中×1

ガラスのみ交換の場合
  •  大×1→32,000円
  •  中×1→21,000円
  •  合計   53,000円

 合計が5万円以上なので、この工事だけで申請が可能です。ガラスのみ交換の場合、既存のサッシの性能によって変わります。また、新しいガラスが枠内に収まらない場合があるため、事前の調査が必要です。

内窓設置の場合
  •  大×1→84,000円
  •  中×1→57,000円
  •  合計 141,000円

 窓の性能にもよりますが、同じ内窓設置工事の同じサイズでも「こどもエコ住まい補助金」より補助額が高くなっています。内窓設置を検討している方は、窓リノベ事業で申請した方がお得です。

外窓交換(カバー工法・はつり工法)
  •  大×1→124,000円
  •  中×1→  92,000円
  •  合計   216,000円

 外窓交換は、工法が違っても補助金額は同じです。

 内窓ではなく、外窓を変えた方が補助額が高くなっています。カバー工法の場合、既存の窓より一回り小さくなってしまいますが、外壁を壊さず内側から工事が可能なので、簡単に工事ができます。

 はつり工法は、壁を壊し、窓枠を新しい物に入れ替える為、工事する場所によっては足場が必要になり、工事費用が高くなります。

 工事費用を考えると、大がかりな工事が必要なはつり工法より、手軽なカバー工法の方がお得になります。

まとめ

 今回は代表的な補助金の説明をしました。しかし、ネットで検索すると自治体レベルでの補助金も出てきます。申請するのにリフォーム会社に条件がある場合もあり、なかなか個人で判断するのは難しいので、リフォーム会社に直接問い合わせるのがお勧めです。また、今回は窓についてだけをピックアップしましたが、必須工事・任意工事ともに窓以外にも補助金の対象となっていますので詳しく説明をしているページも参考にしてください。

 今回解説した補助金の窓以外の内容についてはこちらから

  • 【更新日】2025年01月30日 14:36:55
  • 【投稿日】2023年03月24日 09:23:35
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