キッチン
キッチンをリフォームしたい。まず何をする?
自分がどんなキッチンにしたいのか?書き出し、優先順位をつけましょう。
日々使うものだから、いろいろな思いが出てきます。理想の形を決めずに相談に行くと、後で思っていたのと違っていた…という事になってしまいます。
情報を整理するために、こんな表を作って思いつく事をいろいろ書き出します。
希望 |
優先順位 |
汚れが付きにくい |
手入れが楽と一緒 |
収納が多い |
4位 |
安い |
3位 |
対面式にしたい |
1位 |
手入れが楽 |
2位 |
広くしたい |
5位 |
グリルの掃除が大変 |
手入れが楽と一緒 |
収納が使いにくい |
|
こうやってみると、この人は、対面式のキッチンで、手入れが楽なキッチンにしたい。でも価格は安くしたい。というのが解りますね。
手入れが楽と汚れが付きにくいって同じ意味だ!と気が付きます。
自分の中で優先順位が決まっていると、数社見積もりをとっても同じ条件での比較ができることもメリットとなります。
また、ご夫婦で行うことで、意見の相違がなくなります。
キッチンを選ぶというのはたくさん決める物があります。
「こんなはずじゃなかった」とならないために自分の要望をしっかりとまとめましょう。
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ガスコンロだけ交換できますか?
可能ですが、注意しなければいけないのが天板の幅です。ビルトインコンロのサイズには『標準サイズの60㎝幅』と『ワイドサイズの75㎝幅』があります。まずは、今お使いのビルトインコンロが何㎝のタイプなのか確認しましょう。
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キッチン本体を購入して、工事だけお願いできますか?
システムキッチン内に設置するビルトイン型食洗機のメリットは?ホントに必要なの?
システムキッチン内に設置できるということでビルトイン型の方が場所を取りません。作業スペースを広く使え、しかも据え置き型の食洗機に比べ容量が大きいので、食器だけではなく鍋やフライパンも一緒に洗えます。
さらに買い替えたり、修理する時に大変というイメージがありますが、最近では買い替え用のビルトイン食洗機などもありますので、以前に比べるとラクに交換できます。
とは言っても据え置き型の方が本体価格も安いですし、買い替えやすいのは間違いありません。しかし据え置き型食洗機には分岐水栓が必要となり、どうしてもホースやコードが見えてしまいます。食洗機本体を置く場所も考えなければいけません。小型サイズでもある程度の場所を取ってしまいます。
ビルトイン食洗機はそんな問題を気にせず、システムキッチンの一部として隠せますので、キッチンまわりがスッキリします。
また食洗機のメリットとしては『皿洗い』という面倒な家事からの解放、そして時間が空き家族との時間が増えたり、手荒れやイライラが軽減されるなど考えればそのコストパフォーマンスは大きなものとなるのではないでしょうか。
さらに水やガス代が安くなることも大きなメリットとなります。食洗機は食器を高圧高温洗浄するため、手洗いで洗ったときと比べて水の跡やくすみがなくなり、より食器がキレイになります。しかもふきんを使わないので衛生的!! “肌” “光熱費節約” “家族との時間” のために食洗機はおススメです。
食洗機の必要性に関しては以上の事をふまえながらご自身とご家族のライフスタイルに合わせてご検討ください。
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ワークトップとシンクは人工(人造)大理石とステンレスどちらがいいの?
デザイン重視の人工大理石か丈夫さ重視のステンレス、それぞれのメリット・デメリットがあります。
【ステンレスのメリット】
1. 水・熱・さびに強い
2. 汚れに強く、臭いがつきにくい
3. キズを目立ちにくくする加工がされている
・エンボス加工➡細かい凹凸がたくさんある加工
・ヘアライン加工➡細かい線が入った加工
・バイブレーション加工➡波を打っているようなマットな質感の加工
4. 人工(人造)大理石に比べると価格が安い
【ステンレスのデメリット】
1. 光沢がなくなってくる
2. “もらい錆び”がつく
【人工(人造)大理石のメリット】
1. 色やデザインが豊富
2. インテリアに合う
3.表面についた汚れや浅い傷はメラミンスポンジで消せる
【人工(人造)大理石のデメリット】
1. 熱や液体のシミで変色する
2. 堅くて重いものを落すと天板が割れることがある
3. 紫外線の影響で黄ばんでくる
4. クレンザーなどで磨き過ぎると変色する
5. キズがつきやすい
6. “もらい錆び”がつく
7. 天板に火が移ってしまった際は不完全燃焼により一酸化炭素等の有毒ガスを発生させる
メリット・デメリットをふまえた上で何を重視するかが素材選びのポイントとなります。
カタログや画像だけでは分からない質感や実際のイメージをショールームに行って実物を見たり、触ったりして確かめることも必要ですよ。
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オリジナルのキッチン(オーダーキッチン)は出来ますか?
もちろんできます。但し、弊社で取扱えない商材もございます。
また、メーカーの既製品と違い、オーダーメイドとなるので、お値段がかなり上がります。
まずはご要望をまとめ、きちんとしたプランを立てることが重要となります。
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キッチンのリフォーム工事でキッチン本体以外にかかる費用は?
工事内容にもよりますが、キッチン本体代+解体費用+既存処分費+給排水工事費+電気工事費+ガス工事費+キッチン取付費+諸経費(壁下地・キッチンパネル取付などの木工事)
解体した際、床や壁がかなり傷んでいる場合は補修工事も必要となります。
ガスからIH変える場合は、ガス工事(閉栓)や電気工事があります。IHの使用電圧は200Vとなります。
現在30A(単相2線式)のお宅の場合、容量が足りませんので引込線を単相2線式から単相3線式に増やす必要があります。
さらには電力量や使用箇所が増えますので分電盤のアンペア数を上げることもおススメします。その場合、電力会社との契約内容変更の手続きがありますのでご注意ください。
今お使いのキッチンを調査してからでないと費用の算出はできませんので、まずは見積りを工事業者に依頼し目安となる金額を把握しましょう。