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トイレの室内空間を広げることはできますか?

可能です。方法は2つあります。

① トイレの間取りを広げる

一般的にトイレは≪0.4坪 0.5坪 0.75坪≫のサイズで造られています。

トイレ周辺の間取りや構造次第になりますが、間取り変更などの内装工事を加えれば、トイレの部屋自体を広くすることができます。構造上、工事が困難な場合もあります。

② トイレの種類で空間を広く見せる

間取りや構造上、拡張工事が不可能な場合や工事費用を抑えたいという方は、トイレの種類をタンクレストイレや手洗いと収納が一体となっているシステムトイレなど幅を取らずスッキリとした見栄えのトイレに交換することで、空間が広く感じます。

まずは、トイレの間取りと便器の大きさのバランスを考えて便器の種類を決めていきましょう。

(参照:TOTO)

【トイレの種類】

(参照:TOTO)

組み合わせトイレ

便器・タンク・便座をそれぞれのパーツを組み合わせたトイレ(ウォシュレットは別売り)

メリット➡価格が安い。タンクに手洗いを付けるか付けないかを選べる。壊れた部分だけを交換することができる。

デメリット➡それぞれのパーツの間にすき間ができ、ほこりや汚れがたまりやすく、お掃除しにくい部分がある。タンクに水が溜まるまで流せない。

一体型トイレ

便器・タンク・便座(ウォシュレット)が一体となっているトイレ

メリット➡一体感があるデザインですっきりしている。

デメリット➡便器と便座が一体となっているため、部分的に壊れた場合でも丸ごと交換しなければいけない場合がある。タンクに水が溜まるまで流せない。

タンクレストイレ

タンクがないトイレ

メリット➡水道直結方式のため連続して水を流すことができる。凹凸が少ないデザインなので、掃除がしやすい。スタイリッシュでデザイン性が高い。圧迫感がないフォルムなのでトイレを広く使える。タンクがない分、トイレ内が広く見える。

デメリット➡トイレ本体に手洗いがない(必要な方は別売りで手洗い器を設置) 便座やタンクの故障の場合には便座とタンク部分を丸ごと交換しなければいけない場合がある。水圧が弱い場所に設置できない機種がある。

断水した場合、タンクレスタイプだと水を溜めておくタンクがないので通常通り洗浄することができなくなる。

システムトイレ

便器・タンク・便座交換だけではなく、手洗い器や収納キャビネットがセットになったトイレ

メリット➡収納スペースが増えるためトイレ空間がスッキリする。

デメリット➡収納キャビネットを取付ける際は、設置可能な間口幅に制限があるため、狭いトイレには向かない。工事に時間がかかる。

このようなメリット・デメリットをふまえ

とにかくトイレを広く見せたい!!という方はタンクレストイレをお勧めします。

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  • 【更新日】2025年01月10日 14:49:43
  • 【投稿日】2018年08月10日 11:49:00
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