タイル張りの在来のお風呂は寒いうえに、とにかくお掃除の手間がかかります。壁や床の目地部分、風呂蓋などの付属品も一度カビが生えるとお手入れが大変です。

目地部分にやや黒ずみが目立ちます。換気扇は壁付けでこちらもかなり年季が入ったご様子。

出窓部分は写真のように突っ張り棒をし、これまで簡易的なカーテンでやり過ごしてきました。

浴室窓の外観側から見た写真です。縦の格子がついています。見ての通りカーテンがないと室内の明かりは外に漏れてしまう為、入浴中の人影も外からわかってしまいます。

元々既存のお風呂に鏡がなかったこちらのお宅、これまで不便に思わなかったのであれば掃除が大変になるだけなので特に新しくつける必要ないのでは？という提案から鏡は無しに。あまり広くない限られたスペースの為、カウンターはスリムなタイプを選択しました。

換気扇は暖房乾燥機付のものへ交換。元々水はけのよい仕様のユニットバスではありますが、これが付いたことで使用後もすぐに室内の湿気を取ってくれるので、カビ防止にもつながります。

風呂蓋はこれまでの蛇腹のタイプとは異なり、フラットで軽い2枚割タイプに変更。カビが付きやすい蛇腹の部分がないので、お掃除の手間が楽になります。

浴室窓の外観側から見た様子です。写真ではわかりやすい様ルーバーの羽根を開けていますが、入浴中は羽根を調節して外からの視線を遮ることができます。これで安心して入浴を楽しめますね。