写真だと薄いオレンジ色の様な色味に感じますが新築当初は鮮やかな濃い目のピンク色をされていたそうです。塗膜の劣化により全体的に白っぽく色あせてしまっているのが分かります。

塗膜の劣化により起こるチョーキング現象です。このように表面にチョークの様な白い粉が現れます。比較的劣化の初期段階から現れるこの現象は塗り替え時期の一つの目安にもなります。

窓枠廻りにひび割れ（クラック）も発見。このひび割れから雨水や空気が容易に侵入してしまうため、放置してしまうと漏水や外壁塗膜の剥離などにもつながる恐れが…。

長年雨風にさらされてきた木製のデッキとラティスフェンスは腐食している箇所も多く見た目にもその傷みの激しさが伺えます。

足場組の前に既存のデッキとフェンスを解体。

外壁をぐるりと一周するようにおうち廻り全体にビケ足場を組み立てます。

塗装（中塗り）時の様子。窓ガラス等塗料が付着しては困る場所にはしっかりと養生をして塗装していきます。

屋根のルーフィング施工時の様子です。アスファルトルーフィングとは板紙にアスファルトをしみ込ませた建築用の防水材料の事。これを敷くことで雨水が屋内へ侵入するのを防ぎます。

鮮やかな新築当初の色を再現！写真だとニンジンの様なオレンジ色に見えますが実物を前にしてみると濃い目のピンク系の色味をしています。お施主様こだわりのお色味らしくまさに新築当初を再現したような外観に仕上がりました。

玄関裏手、デッキ側からみた写真です。窓枠や雨樋の白色がアクセントになっておりとても目を引く外観です。

広々としたデッキとそこへ出る為の白い観音開きの扉はどこかおしゃれなカフェを思い起こさせるような雰囲気を持つ空間へと仕上がりました。